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コラム
子どもたちがのびのび、いきいきと生きる社会にするには、
安倍内閣と正反対の教育をすればいい
  [2007年2月19日(月)]
「安倍総理が目玉にする『教育再生』でどんな子どもが育つだろうか。
授業時間が10%増え、教科書も厚くされて学力競争を強いられ、規範を叩き込まれ、たまりかねていじめに走ったら出席停止。こわい先生が全員をにらみつけ『行儀よくお勉強をしろ』と叫び、言うことを聞かない子をはじき出すというイメージである。」

2月4日付、中国新聞の堀田力さん(さわやか福祉財団理事長)の「教育再生」に関する評論です。
これを読んで、「なるほど」と思い、改めて教育再生会議の第一次報告を読んで私なりに学校の姿をイメージしてみました。

「授業時間10%増」で「塾に頼らず」受験「学力」を詰め込み、その成果を「全国一斉学力テスト」で測る。詰め込み方の上手な教員は表彰し、「メリハリのある処遇」を与える。

飲み込みのいい子には、国際競争で日本人としての自覚を持って勝ち抜く子に育つように、もっと詰め込み、飲み込みの悪い子には「きめ細かに」刻んで飲み込ませる。無理やり飲み込ませられるのを嫌がる子は「規律ある教室」を乱す子として、あれやこれやの懲らしめを受ける。

「教員の質」「学校水準」がいいかどうかは、「規律ある教室」を維持できているか、他のクラスや他の学校より一人でも多く“いい学校”へ入れたかどうかで決まる。また、常に「第三者機関」が監視して、その目からもれても、「教員免許更新制度」の「厳格な修了認定」で、政府が言う通りの教育をする教員を残し、他は「指導力不足」「不適格」教員として排除する。

文科省はこれまでの自らの政策評価も検証もせずに、教育再生会議の乱暴すぎる偏った議論を無責任にもそのまま法制化しようと、今国会に学校教育法、地教行法、教員免許法改正案を提出しようとしています。

このままでは、息苦しくて窒息しそうになっている子どもや教職員の首をもっときつくしめることになるでしょう。こんな「教育破壊」を許すわけにはいきません。

堀田力さんは続けて、
「意味がわからず、覚え切れないことを毎日詰め込まれ、親や教師の期待に応えようと必死に覚えたが、ついに力尽きて『もうどうでもいい。こんなつらいのはいや』と切れてしまう。そして、無気力、反抗、せつな的、あらゆる価値の否定、拒否という暗闇の世界に堕ちていく。実は、大半の子がその予備軍だといってよい。子どもたちをその世界に追い込んだ元凶は、知識偏重の価値観と教育である。
これを正し、子どもたちがのびのび、いきいきと生きる社会にするには、安倍内閣と正反対の教育をすればよい」と指摘しています。

全く同感です。
政府の「不当な支配に服することなく」、安倍内閣と正反対の教育をやるしか、子どもを守る道はありません。
参議院議員 神本 みえ子
  
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