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コラム
全国の教職員の願いを国会へ
なたにや正義さん(現参議院議員)と新春対談 [2004年1月]
国政に教育現場の声を 1/8
神本: 今日はよろしくお願いします。
最初に、参議院議員選挙に立候補しようと決意させたものは何でしたか?
那谷屋:
神本と那谷屋さん
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教育現場から離れることは後ろ髪をひかれる思いでしたが、それ以上に組合の役員として教育行政に関わる中で、地域段階ではどうにもならないほど、中央段階での政治の動きがおかしい方向にむかっていたり、教育現場のことを考えていない話ばかり進めようとしている、そのことに対する「怒り」が一番大きなものでしたね。
神本: 一番大きいのは教育ですね。
那谷屋: そうですね。
神本: 私の場合もやはり教育でしたね。学校現場では先生達も、親御さん達も、子ども達がすこやかに育って欲しいと願って一生懸命やっているのに、それが不十分な教育条件とか、様々な社会条件が子ども達にも反映して、課題がいっぱいある。それは現場だけ、家族だけでは解決できないし、これはやはり政治課題だと思うんです。

政治にいわゆる当事者の声が反映されていない、これはやはり現場にいる人間が直接国政の場で言っていかないと変わらないんじゃないか、という思いが立候補を決意した大きな要因でした。それは共通していますね。
那谷屋: それはまったく同じですね。
神本: 立候補を決意して全国を廻り始めて、決意を新たにするとか、人との出会いとか何かありましたか。生活がガラッと変わった訳ですよね。
那谷屋:
那谷屋正義(なたにやまさよし)
1982年から横浜市で小学校教諭を20年間勤める。神奈川県教組書記長代理、横浜市教組書記長などを歴任。現在、日教組教育政策委員会委員長。趣味はスポーツ、カラオケ、映画鑑賞など。1957年8月3日神奈川県生まれ、46歳。
参議院議員 なたにや正義 HP
そうですね。一番目は、このことを決意した時に、これがどういうものなのか。事の重大さ、重さをもちろん感じてはいましたが、実感として、どこまで自分が感じていたかと思うんですが、全国を廻っている間に、今の教育の課題、平和の問題が個人の問題ではない、一つの地域の問題ではなくて、本当に全国の教職員の方々が今、切に思っている願いなんだ、と思うと自分のことだけではなくて日本の教育のために、大上段にかまえるようですけれども、そんなふうにグッと重いものをひしひしと感じていることが一番大きいです。

二番目は、ある県を訪問した時に、2年生1人、3年生1人、6年生1人という児童数3人の小学校を訪ねました。残念ながら来年6年生が卒業してしまうと、廃校となってしまうそうです。教職員が4人と校長の5人の先生方でやっていて、もちろん小さい学校なりに苦労があると思うんですが、雰囲気がとてもアットホームでした。
子どもたちには会えませんでしたが、すごく行き届いているのではないかな、と感じました。

今回、現場の教職員の方々と話をする機会があり、多くの教職員から「十分な教材研究をする時間すらない」との声を聞きました。やはり先生方にもっとアットホームな感じ、ゆとりを持ってもらうには、教育条件の整備、人の配置が本当に大事だな、と感じました。

と、この二つのことが今まで廻った中で、非常に印象に残ったことですね。
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