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> トップ > コラム > 2001年11月 |
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「声なき声」教えてくれた子どもたち |
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私が小学校で受け持ったクラスの一つに、言葉の出てこない子どもがいました。でも、子どもたちはその子の声が聞きたいといつも感じていたようです。ある日、いつものように「おはよう」と元気よく教室の扉を開けると、子どもたちが怖い顔で「シー!」。「○○ちゃんがしゃべってる」というんですね。いくら耳をすましても声は聞こえませんでした。するとある子が「口の動き見れば分かるよ」と。わずかな口の動きから心が通じることを教えてくれました。あの時の感動は今でも鮮やかによみがえります。 |
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ナショナリズムに足すくわれた歴史の再来はごめんです |
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小泉首相の言う「聖域なき構造改革」とやらは、大失業時代の到来と、社会保障を含むセーフティー・ネットの先送りによる私企業救済に終わる懸念が次第に浮かび上がっています。他方、問題となっている扶桑社の中学公民・歴史教科書の母体である「新しい歴史教科書をつくる会」の西尾幹二氏は、「中学生だからとバカにしてはいけない。5年後の有権者だ」と発言したとのこと。失業者増大のなか、ナショナリズムが人々の不満をすくいとる……そんな歴史を繰り返してはいけないという実感が日々、ひしひしと強まっています。 |
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「それって、神本さんがきっかけだったんですよ」! |
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そういわれてビックリしたのは、福岡で、その昔赴任していた小学校を訪問したときのこと。くつ箱とかロッカーとかって、割と女は赤、男は、というふうに性別に色分けされてる場合がまだまだ多いでしょう。そこの学校はそうなってなかったので、へえ、いいですねえっていったら、私がそこにいたとき、性別で色分けはおかしいんじゃない?って問題提起したのがきっかけだったというのね(福岡で) |
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神本さん作曲の歌、今も歌ってます! |
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「神本さんがうちの小学校にいらした時に作曲された『体育会の歌』、今でも歌い継がれてますよ。録音したテープなんかもうぼろぼろなんですけど」って言われました。作った本人は、ああ、そういえばそういうの作ったことあったねえ、というくらいなのにね。音楽教師冥利と感謝しなくちゃいけないわね(福岡で) |
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キーホルダーに託された思い |
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憲法改正を唱える山崎拓氏とべったりの小泉首相が人気を博す中、憲法9条を守る思いの人たちは、私・神本みえ子に熱い思いを訴えてこられます。とりわけ、退職教職員の皆さん改憲の動きに対する心配の声はひしひしと心に響きます。
私は、日本各地でその思いを込めたキーホルダーを託されています。そこには、短歌が 刻まれています。
“徴兵は 命かけても阻むべし 母、祖母、おみな、牢に満つるとも”
これは、十数年前、東京の日比谷公会堂で開かれた憲法記念日のつどいで配られたものです。このキーホルダーに託された思いを無駄にしないよう、私は責任と使命感を持って前進することを約束したいと思います。 |
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私はこんな人間になりたい |
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こういうタイトルで小学校の卒業文集に書いたものを恩師が送ってくれました。 そのとおりになったかどうかはともかく、思いは今も同じです。でも、難しいことではありますね。
私はまず、素直……、正直な人になりたい。人に親切にすることも大切だが、人に親切にするには,いろいろな苦しみ、悲しみがあるだろう。その苦しみはどんなことかわからないが、ちょっとした事でもやっていかなければならない。
また、人に親切にする前に、はじめにも書いたように、自分が正直な人にならなければ ならない。こわさに負けてうそをついたりするのでうそをつかない人になりたい。 |
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