2004年2月18日(水)
ともに学ぶ教育は、何かをしてあげることではない
参議院・共生社会調査会・参考人質疑で発言

2004年2月18日(水)に共生社会に関する調査会の参考人質疑が開かれ、「障がい者の自立と社会参加に関する件のうち、共生の感覚の育成」について、参考人から意見を聴取して、自由討議が行われました。

参考人として、以下の4人が調査会に出席されました。
■参考人(敬称略・順不同)
玉村公二彦(奈良教育大学助教授)
永長徹(佐倉市立根郷中学校教諭)
山本和儀(NPOわかくさ大東地域リハビリテーション研究所所長・帝京平成大学健康メディカル学部教授)
別府悦子(中部学院大学人間福祉学部助教授)
私は参考人からの意見聴取の後に、普通学級で障がいのある子どもとともに過ごす時間に意味があるのか、との議論で、障がいをもつ子どもに何もしてやれなかった、との参考人の意見について、「私も以前、自閉症や、多動性、またはLDやADHDと思われる子どもたちを受け持った経験がある。資料の生徒さんの感想で、『最初は手取り足取りやってあげるような存在だったけれども、だんだんと彼自身が頑張るようにもなってきたし、付き合い方が分かる。そして、彼が頑張ろうとする姿を見ると、とてもうれしくなる。勇気や喜び、優しさをもらったような気がする』と書いている。私は、教育の中で一番大切なのはこれではないかと思う。こういう場面は教師が仕組んでできるものではない。そこに一緒にいる人間関係の中でパッと生まれてくる。私もそういう経験を、障がいがある子どもを受け持ったおかげで経験させてもらった。そのことを学校現場で先生方は、親御さんたちにもっと伝えていかなければならないのでは、と思ってきた。そのためにも、ともに学ぶ教育のために必要な条件整備、インテグレーションをもう一歩進めて、インクルーシブ教育を進めていくために法律的な整備の必要な点は何か」と発言しました。
質問の詳細は質疑応答の全文をご覧ください。


[神本みえ子の活動記録ダイジェスト]