 |
 |
 |
| 2003年4月1日(火) |
| [アフガン復興]イラク戦争で関心が薄れ、危うくなるのが心配 |
8時、文部科学役員会、部門会議。
9時20分、国対。
11時、民主党男女共同参画委員会。
久しぶりにアフガニスタン報告。日本国際ボランティアセンター(JVC)の谷山博史さんから。
昨年アフガンから3人の女性を招聘したときのシンポジウムでもパネラーとして貴重な提言をしてくれた人だ。
昨年8月からアフガニスタンのジャララバードに駐在し、現地での人道支援活動、復興プロセスのウォッチ、他のNGOや議員との連携でさまざまな提言をしているとのこと。
この日の提起では、イラクでの戦争が始まりマスコミ、一般市民のアフガンへの関心がどうしても遠のいてしまっているが、実はイラク戦争もアフガンに大きな影響を与えているとのことだった。
それは、イラク戦争によってアメリカを背景にするカルザイ政権への反対活動、反米感情が、旧タリバン勢力やそれ以前のいわゆるムジャヒディン、イスラム勢力がジハードを呼びかけ、テロが正当化されている。
一般人のデモや外国人を狙ったテロも起こってしまい、国内治安が非常に不安定化して、外国人やNGOが撤退し始めているので復興が遅れるのではないかと危惧されるというのだ。
もうひとつ懸念されるのは、アメリカの新戦略として軍事作戦と人道援助を一体的にやる方式が立案されていることだそうだ。どうも日本でのGHQの経験が生かせるというペンタゴンの一部幹部の発想があるのではないかという話だが、NGOの間では、地元民が軍事と援助を混同しNGO活動が攻撃の対象になりかねない、人道援助の中立性を損なう、米軍と地方の軍閥の関係が強まり中央政府の影響力がますます低下するなどの批判が出ているそうだ。
いずれにしても、アフガンの国内事情だけでも復興への道のりは困難を極めているのに、イラク戦争によって国際社会の関心が薄れ、物心両面の援助が滞ったり、治安の悪化を招いたり、その影響がいかに大きいかがわかった。
その上、日本政府の関心はイラクの戦後復興にいかに日本がかかわるかという方に向いている。「たたいて壊すことを支持しておいて復興援助」なんてどう考えても理屈に合わない。
アフガン支援で大きな役割を担っている日本がこんなことでは緒に就いたばかりのアフガン復興は本当に危うくなるのではないかと心配だ。
13時、文部科学委員会。
国立大学設置法案の趣旨説明、ベトナム国会議員団との意見交換会。
15時、辻泰弘議員の差し替えで総務委員会出席。 |
|
 |
 |
|