政策 経歴 国会活動 ニュース 気まぐれ日記 コラム ギャラリー トップ
トップ > 国会活動 > 調査会での発言 [2004年] > 少子高齢社会に関する調査会 [11月17日(水)]
国会活動2004年
2004年11月17日(水)
少子高齢社会に関する調査会
少子高齢社会に関する調査・自由討議
神本美恵子参議院議員(以下、神本議員)
民主党の神本美恵子でございます。今日は御説明ありがとうございました。
先ほどからいろんな御議論を聞いていまして、大体、先週この調査会で参考人の方から、これから人口減少社会に入っていくけれども、必ずしも人口増大社会をこれまでのように求めていくべきではないとまではおっしゃいませんでしたけれども、人口減少社会をどう受け止めて、どういうふうにこの国の在り方を考えていくかという視点からの考え方も大事だという御指摘と、それから、欧米諸国を中心として諸外国のこの少子化に対する対策を日本と比較しながら、人口問題研究所の阿藤さんがおっしゃったんですけれども、この少子高齢社会への対応、対策ということは男女共同参画社会の形成と密接不可分であると、特に欧米、どこでしたっけ、英語圏、フランス語圏の諸国で少子化から出生率が上がってきている、その成功している一つがやはりこの男女共同参画社会形成ということをとりくんできた結果として表れているというふうなお話がございました。

そこで、先ほども岡崎委員や何人かの方からお話があったんですけれども、少子化の要因として、未婚化、晩婚化、晩産化、これは日本も対策要綱の中でそういうふうなことを触れておられましたけれども、女性の社会参画が日本でも進んできていると思います。しかし、それに比べて男性の家庭、家事、育児ですね、家庭や地域活動への参画が非常に立ち後れている。

これも繰り返し先ほどから育児休業の話なども出てきていましたが、例えば文部科学省として教育の中で具体的に、家庭科教育の、さっき家庭科の教科書の問題がちょっと出てましたが、違った観点から、男性も家族的責任があるんだよと、これは女性だけではなくてあるんだということとか、それから、育児・介護休業というのがあって、これは男女とも取れるんだというような具体的なことが家庭科の教育の中で行われているのかどうかということと、先ほど、文科省の施策で家庭教育手帳というのが配布されているということですが、私はその中身を見たことないんです。大変気になるんですけれども、挿絵とか、何か文言の端々に、いかにも子育ては母親がするものだというようなことが隠れたメッセージとして出ていないのかどうか大変気になります。配布の対象や配布の仕方はどのようになっているのか、本当に男性も家事、育児に参加する責任があるということが伝わるような使われ方がしているのかどうか、内容も含めてですね。今すぐでなければ後でも結構です。

それからもう一つは、これは対策要綱の中に載っている28の具体的行動の中の(3)で、子どもたちの体験活動、ボランティア活動の促進ということがあります。

場の提供や機会を提供するということでいろんなことが挙げられているんですけれども、こういった活動をするときに、若者の自立なんかも言われていますが、その企画、子どもがどの段階から参画するのか、例えば大人が、だれがどのように企画してこういうものが行われているのか。私の要望といいますか、としては、企画段階から子どもたちが参加してやっていかないと何の意味もないんじゃないか。逆に、大人が寄ってたかって少ない子どもを教育しようとして、かえって育ちにゆがみが出てくるというふうに思うんですけれども、そこはどうなっているんでしょうか。
山中伸一・文部科学大臣官房審議官(以下、山中審議官)
今の神本先生の御質問でございますけれども、まず、教科書のようなところで、男性、女性、相互に協力しながら家庭を築いていくんだと、そういうところがしっかりと記述されているんだろうかということでございますけれども、例えば、先ほども御紹介申し上げましたが、高等学校の家庭科でございますけれども、その中では、男女が相互に協力して家族の一員としての役割を果たし、家庭を築くことの重要性について認識させるとか、あるいは青年期の課題である自立、あるいは男女の平等と相互の協力などについて認識させる、男女が協力して家庭を築くことの意義、家族や家庭生活の在り方について考えさせると、こういうことが学習指導要領の中にも書き込まれておりまして、具体の家庭科の教科書の中でも、先ほども幾つか御紹介申し上げましたが、そういう男と女、男女がしっかりと共同しながら家庭を作っていくんだ、子どもを育てていくんだという記述になっているところでございます。

また、家庭教育手帳でございますけれども、この中にも、例えば、これは、「家庭とは」というのがございまして、「子育ては母親の仕事、そう思っているお父さんは要注意。」ということで、そういうことで漫画もかきまして、そういうことではいけませんよと、「夫婦で共同して子育てをする」と、そういうメッセージといいますか、そういう文章をしっかりと書き込んでございまして、「本和加家の場合」ということで、お父さんとお母さんが一緒に子育てをしているというような情景も漫画でかかれているところでございまして、この中でも、夫婦で一致協力して子育てを行っていくという内容が盛り込まれているところでございます。

それから、先生、最後、三番目でございますけれども、三番目は何の事業でございましたか。
神本議員
体験活動とかボランティア活動が大綱の中、多分これ、内閣府ですけれども、文科省の施策とも重なっていますので。
山中審議官
体験活動やボランティア活動、いろんな形で展開されておりますけれども、例えば学校の中でボランティア活動なり体験活動をやろうという場合、これは子どもの成長段階といいますか、やはり小学校ですと自然体験をやってみよう、あるいは中学校、高校になってきますと大体、社会的な体験を増やしていこうとか、そういうことはございますけれども、それぞれの年齢に合わせて、小さいときですとやはりこういう体験をしてほしいという形の中で、教師がセットしてやるという場合もございますし、それから中学校のようになってまいりますと、例えば社会体験をやるということになると、じゃ一体どういうところでその体験をやりたいか、私は農家に行ってみたい、あるいは社会福祉のところで体験してみたいと、そういう希望を聞いて、それを先生の方がアレンジしながらセットしていったりと、いろんな形で行っていると思います。

そういう中で具体的な学校での指導方法ということになりますけれども、年齢に応じて子どもの希望、子どもの意見、そういうものを聞きながら実施しているという体験活動の在り方というのも増えてきているというふうに思っております。
神本議員
男女の相互の協力でとか、家族の一員として子育てもきちんとやるというふうにおっしゃいましたけれども、その相互の協力というところが、男は稼いできて、 女は家で、そういう協力をするというようなところがこれまでの本当に固定的な根強い役割分業観がありますので、そこをもう一歩踏み込んで、料理も子育ても掃除もとにかく家族的にしなければいけない責任をお父さんも担うんだ、子どもも担うというような、もう一歩やっぱり踏み込んだものが必要ではないかと思います。

それから、子育てしないお父さん要注意という、それはいいと思いますが、できれば、失格ぐらい強く書いてもらった方がインパクトがあるのではないか、お父さんとして失格というようなですね、インパクトがあるのではないかと思いました。それから──結構です。
このページのトップへ
  
政策 | 経歴 | 国会活動 | ニュース | 気まぐれ日記 | コラム
お問い合わせ | サイトマップ | リンク | ▲トップ
このホームページの内容を許可なく転載することを禁じます。Copyright © 2005,Mieko Kamimoto All rights reserved.